top
Flavor coffee
3月のおきらく日記
もどる
top
今週のフレーバー
(水) 真空抽出器の改造にハマル
(木) 真空抽出器の改造・・・はじまる
(金) 真空抽出器を実演する
(土) なぜか・・社会見学
(日) なぜか・・特許相談
(月) 
(火) 
3月27日(水)--真空抽出器の改造にハマル
松屋コーヒーの先代がむかしつくった真空抽出器「アポロコーヒー」 (アメリカのアポロ計画のころの発明だと思う)がきました。
ぼくが、みたいといっていたらもってきてくれたのです。
そして、自由に改造してもかまわないと許可をいただきました。
実際に松屋の先代がこの機械にどうしてこだわったかがぼくにはよくわからなかったのです。
つまり、ぼくのところが使っている松屋式抽出法という技術をつくった人がなぜこの機械にこだわったか・・・
ぼくとしてはそれが知りたいと思いました。
そして、実際につかってみてわかったのは・・・・
先代の中では、未完成であったんだなぁと思いました。
つまり、先代が飲んだキリマンジャロでドリップした珈琲を日本で飲みたいという夢には まだこの機械は到達していないなぁとおもいました。
そして、この機械はぼくが完成させてみたいと思いました。

3月28日(木)--真空抽出器の改造・・・はじまる
アポロコーヒーの改造を始めました。
とりあえず、先代のつくった装置の欠点をあらいだしました。
真空ポンプを電動のものから手動のものにかえました。
そして、抽出部分だけでなくお湯の部分も真空が働くように改造しました。
これにより、ドリップの基本である重力のみによる抽出が可能となりました。
(いままでは、真空による吸引力が邪魔をしていた)
そして、実際に試運転をすると・・・・
うまいんです。
めちゃめちゃうまいんです。
これが、先代がめざしたコーヒーなんですねぇ・・・・
なんと、ぼくがいれた珈琲よりもうまいんです。
(コーヒーメーカーに負けてしまった・・・)
うーーーん。
もしかしたら、先代のつくろうとしていたもんは、とてつもなくすごいものだったかもしれない。
(まだまだ改造の余地がありますが・・・とにかくすごい!)

3月29日(金)--真空抽出器を実演する
松屋コーヒーの「K」さんに、実際に試作品でコーヒーをいれました。
簡単に操作ができてうまくコーヒーがはいるのでビックリしていました。
(ちょっと自慢!)
そして、この抽出器でコーヒーをいれるとなぜうまくいくのかをこまかく説明しました。
(先代は、偉大だ!)
あとは・・・・この装置に一定量づつお湯が落ちるシステムを取り付ければ完成となります。
それにしても、このごろは発明家づいちゃっているなぁ・・・・
そのぶん、睡眠時間とホームページの時間がめちゃめちゃ削られているって感じです。
こんな生活は、体には良くないでしょうが・・・やめられまへん。
だって、どんな答えがでるかわくわくしちゃいますから・・・・
なんてったって、誰も知らないことを一番最初に知ることができるんですから・・・
ちったぁ・・・・無理もしちゃいますよ・・・
まぁ・・・・このアイデアが完成したら・・・松屋さんから売り出してほしいなぁ・・・
そして、喫茶店でこの抽出器が動いてくれるとうれしいなぁ・・・・
もし・・・・・
松屋さんで商品化しないようだったら・・・
久しぶりに特許をとって売り込みでもやってみようかなぁ・・・・
試作品を持っていって、コーヒーをのませれば・・・
びっくりしちゃいますから・・・・
(ちょっと、自画自賛ぎみ・・・)

3月30日(土)--なぜか・・社会見学
「K市」から「T」さん夫妻がきました。
そして今回は、いろいろなコーヒー屋さんを見学にいきました。
(うちの店だけをみているとねぇ・・・・)
実際に、ほくなんか出不精でこんなことがないと、ほかのコーヒー屋さんをみになんていかないんです。
(だいたい開店の時だけは、焙煎の指導とか頼まれていくんですけどね)
そのなかで、今回ぼくにとって一番の収穫は、喫茶「なちゅう」にいけたことです。
抽出の指導だけで一度も顔をだしていなかったもんで・・・・
そして、改めて喫茶店というものをいいなぁとおもいました。
なちゅうは、ほとんどお金をかけずにお店が手作りされていてすごくいい感じの空間でした。
(コーヒーもうまかったです)
働いている人たちの、気持ちがこのお店の雰囲気をつくっているんだなぁと感じました。
やっぱり、喫茶店はこうでなくっちゃあいけません。
居心地のいい空間、それはたぶんそこで働いている人たちの気持ちでつくられるんです。
うちの店でも見習わなくっちゃ・・・そんなことを感じました。
そして、帰ってきてから・・・
なぜか、夜桜見物をして「T」さん夫妻と「T」先生とぼくの4人で酒盛りを・・・・
(すぐに酒盛りになってしまう・・・・これを反省しなくっちゃ)

3月31日(日)--なぜか・・特許相談
ぼくは、コーヒー屋です。
(あたりまえですが・・・・・)
ところが・・・・特許の相談が舞い込んできたのです。
(なんでやねん・・・)
それも・・・どうも冗談ではなさそうなんです。
(ほんまに、なんでやねん・・・)
ついでにいえば・・・重い内容なんです。
音楽療法に使う器具のアイデアだったりする・・・
ついでにいうと、その器具自体ではとても特許は無理!
(たぶん・・・ですけど)
そして、簡単な構造のために誰でもつくれてしまったりする。
(だめじゃん!)
結局、ぼくのだした結論
特許をだすのをやめて新聞社に頼んでその音楽療法自体を記事に書いてもらうことを提案しました。
こうすると、他の人は特許が取れなくなりますから・・・・
ちなみに・・・本人もとれないですが・・・
それにしても・・・・なんで特許相談がぼくにきたんだろう・・・
それが一番の謎だったりする・・・・

次週の日記を読む

もどる