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Flavor coffee
7月のおきらく日記
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今週のフレーバー
(水) はじめての「e飛伝」
(木) 研究所 vs コーヒー屋
(金) 真夏に・お寺で・コーヒーを煎る
(土) 早く帰ろう・・・・
(日) おいしいコーヒーってなんだろう・・・・
(月) がんばれ・・・工業
(火) 暑さに勝つ方法・・・・
7月24日(水)--はじめての「e飛伝」
「e飛伝」というものがあります。
これは、佐川急便がだしている送り状作成ソフトです。
このソフトをこの一年以上使わずじまいだったんですが とうとう使えるようになったんです。
「S」くんが、通販の注文と連動させてくれたことにより本格的に使えるようになったんです。
実際に動かしてみると・・・けっこう使いやすい
ところが・・・・
「CSV」で取り込むときのファイル名がぶつかってしまった・・・
今回の「S」くんの作ったプログラムでは・・・
注文ごとにカウントをひとつづつ加えてファイル名が重複しないようにできているのに・・・
なぜだ・・・・・
・・・・・・・・・・・
そういえば・・・
一日過ぎるとリセットがかかって、カウントは1からスタートするんだった・・・
つまり・・・
火曜日の注文と、水曜日の注文は同じファイル名になってしまう・・・・
わかれば、簡単な問題でした・・・・
とりあえず、直してもらうほどの問題でもないのでこのまま使うことにしよう・・・

7月25日(木)--研究所 vs コーヒー屋
コーヒーの研究は、いろいろな設備がそろった研究所がいいか・・・・
それとも、うちみたいなちっちゃなコーヒー屋がいいか・・・・
ほんらい比較するような問題ではありませんが・・・・
ちょっと考えています。
設備なんかでは研究所に勝てません。
しかし、絶対に勝てるもんがあるんです。
それは・・・・
試験用の素材です。
つまり、新鮮なサンプルでも、古いサンプルでも焙煎を失敗した豆でも何でもそろうのです。
あとは、自分のところにある実験装置を使ってどこまで解明していくかなんです。
そこには、実験の仕方や治具のつくり方などアイデア勝負の部分が一杯あるんです。
結局・・・・
研究に必要なものは・・・・
好奇心と根性ってことになるんじゃあ・・・・

7月26日(金)--真夏に・お寺で・コーヒーを煎る
知り合いの「U」さん(お寺の和尚さん)が、生豆を買いにきました。
なぜか・・・・
お寺で「夏の子供合宿」でコーヒーを焙煎するらしいのです。
はんごう炊飯をしたあとの、まきを使って焙煎するらしい・・・
そして・・・・
焙煎の仕方を教えてあげていたら・・・・
ぼくも、お寺に行くはめに・・・・
結局、お寺で焙煎して・・・
煎った豆をまきでたたいて粉にしてコーヒーをたてるところまでやることになってしまいました。
この暑い中、外で火を囲んで豆を煎る・・・風流だなぁ
とりあえず、心地よい暑さを堪能しました。
そして・・・・
お店に帰ってきて、心地よいクーラーも堪能しました。

7月27日(土)--早く帰ろう・・・・
毎日暑いです・・・・
むかし・・・
めちゃめちゃ暑い年に「暑い」というのを「かわいい」に変えて遊んでいたことがあります。
その年よりも今年はもっと暑いです。
もともと、暑いというマイナスの言葉をかわいいというプラスの言葉に置き換えるというのは けっこう効果があります。
ただ・・・
今年はそんな言葉遊びはやめようと思います。
せっかく暑いんだし・・・
暑ければコーヒー屋さん自体・・・
ひまになるんだし・・・
その状態を受け入れようと思っています。
そのなかで、小手先の小細工ではなくて夏を考えようと思います。
家に帰って自然の風の中、夏を感じようと思います。
なぜ・・・・
夏はあるのか・・・
・・・・・・・・
そのコーヒー屋の進むべき道を考えるためではないだろうか・・・
安売りや新製品をどんどん投入してお客さんをあきさせないようにがんばる・・・
これもひとつの正しい選択でしょう。
ただ・・・
安売りは余り難しくないでしょうが・・・
(高い値段をつけておいて値引きをすればいいんですから・・・)
新製品が難しい・・・・
なぜか・・
適当な高品質な豆を用意したとしてもその豆の特性をつかむのには 半年ぐらいかかるのです。
ところが・・・
新豆として投入するにはどうしても1袋か2袋(100kg)程度で すばらしい豆だと宣伝しなければならないのです。
豆の特性がわかって焙煎している豆と・・・
そうでない豆・・・のみ比べると明らかに劣ってしまうのです。
それが、一般のお客さんにばれるんじゃあないかとびくびくしながら焙煎している・・・
これは、けっこうストレスとなります。
それよりも・・・
今ある豆の最高を焙煎できるように腕を磨いたほうが・・・・
長い目でみればいいような・・・・
ただ・・・それでは広告がうてないという欠点はありますが・・・・
問題は・・・お客さんがなにを求めているかでしょうけどね

7月28日(日)--おいしいコーヒーってなんだろう・・・・
いまハマッているコーヒーはアイスでもホットでもない生暖かいコーヒーなんです。
こんなもんは・・・・邪道です。
コーヒー屋としては・・・・です。
でも・・・ハマッています。
なせこれにはまったかというと・・・
「H」さんのところにいったときにサンプルで三種類の煎り加減のコーヒーをつくったんです。
その豆がもったいなくてコーヒーをたててて気が付いたんです。
なまあったかい状態がうまいコーヒーもあるんだなぁと・・・・
ぼくはコーヒーをずーーーっとやってきてそんなことすら知らなかったんです。
ちょっと・・・・
恥ずかしいです。
とりあえず・・・
コーヒーに関しては断定的にいうのはよそう・・・・
ちよっと・・・
謙虚になろう・・・
なんせ・・・
ぼくが焙煎を教えたにもかかわらず・・・
ぼくよりも面白い焙煎方法を開発しちゃった人もいますからねぇ
・・・・・・・
一般のコーヒー好きのみなさん!
いろいろなコーヒー屋さんのコーヒーを飲んで・・・・
もしうちのコーヒーを気に入ったら・・・・
注文してください。
インターネットの世界でもコーヒー屋さんは一杯あります。
だから・・・できる限りいろいろなコーヒー屋さんからコーヒーを取り寄せて 一番気に入ったコーヒーを楽しんでください。
なんせ・・・・
どのコーヒー屋さんも仕入れている生豆問屋さんはだいたい同じなんですから・・・
あとは・・・お客さんにあった焙煎ができているかだけなんですから・・・・
とりあえず・・・・
おいしいコーヒーはともかく・・・
ぼくとしては・・・正しいコーヒーをつくっていきたいと思っています。

7月29日(月)--がんばれ・・・工業
工業高校の先生としゃべっていて元気がない・・・
学生の就職先がない・・・
地元の中小企業なんかが、どんどんやめちゃっている・・・・
インターネットのオークションなんかで工作機械なんかが出回っている・・・
なんか・・・工業・・冬の時代・・・らしい・・・
そうかなぁ・・・
今から製造業・・ものづくりの時代が日本にくるとおもうんですけど・・・
今の時代・・・大量生産なんてありえないし・・・多品種少量生産の時代です。
となると・・・アイデアが生かせる時代なんです。
いかに短期間で形にするかの時代なんです。
となれば、中小企業が活躍できる時代です。
自分の工場の一番得意な分野についてホームページで世界に発信してネットワークをつくる。
ちっちゃな会社が知恵をだしあって新しいものをつくっていく時代なんです。
その手前のふるいわけの時代なんです。
小細工ではない実力の時代なんです。
そして・・・職人の時代です。
いい製品をつくろうというこだわりの差が大きな差になる時代です。
なんせ・・・何社から同じ部品を発注してみて実際の部品の出来で取引先をきめればいい時代なんです。
そんな世の中・・・・日本に向いていると思いませんか・・・・

7月30日(火)--暑さに勝つ方法・・・・
今日は・・・お休みです。
ゆっくり・・寝ていたかったのですが・・・暑くて目がさめました。
この暑さは尋常ではありません・・・
こうなったら・・・
この暑さに勝つ方法を考えなければならない・・・・
クーラーをつける・・・消極的な方法です。
根性で我慢する・・・・いまどき・・そんな・・・
では・・・・
どうすればいいでしょうか・・・
・・・・・・
どうも・・・暑さで頭が回りません・・・・
とりあえず・・・・暑さに勝つことよりも暑さに負けない方法を考えることにします。
(実は・・・暑さに負けないぐらいならばけっこう自信があったりする・・・・)
それと・・・
人間・・暑さに慣れてきちゃいますから・・・・
それまでのしんぼう・辛抱・がまん・我慢

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