フレーバーコーヒー (Flavor coffee)

エスプレッソ エッセイ

(アイデアかきながし)


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エスプレッソという器具を実験なんかで使っているうちにいろいろなアイデアが浮かびます。
そんなこんなを書くためのページをつくってみました。
(だいたい写真を必要としない小ネタの格納場所)
できるかぎり、客観的に判断できるようなものを中心に書いてみたいと思います。
ただし、どーーーしてもコーヒーがうまくなったとか苦くなったとかちょっと客観的でない
部分もでてくるとおもいますが、ごかんべんを・・・・。
実際に客観的でない部分でほんとうかなぁと思った部分があったら実際にやってみてください。
(もしかすると、大発見がみつかるかも・・・・)


* コーヒーの知識をある程度持った人のみお読みください

ボイラーの水はくさらないのか・・・
ファーストクラスを壊しておもったこと・・・・
エスプレッソのボイラーをバラしたときにふとおもったんですが・・・・
あのボイラー部分の水は腐らないんだろうか・・・・
使ったあとボイラーの中に水が残ります。 (あたりまえですが・・・)
当然ヒーターで加熱しているときは、殺菌しているわけでいいんですが 問題はエスプレッソをそのままほったらかして1週間とか1ヶ月ほったらかしておいた 場合、水がどうなるんだろうと思ったんです。
あのボイラーが機密性が高ければもつかもしれないのですが、 残念ながらそんな機密性はないのです。
スチームを使ったあと、そのままにしておくとボイラー内の圧力がさがって ポンプのバイパス部分から水がボイラーのほうに流れ込んでしまいます。 (これにより、ボイラー内の圧力を大気圧に戻している)
この状態でほったらかしておいたら間違いなく水が腐ると思うんです。
次に使うときにヒーターで水を温めるからいいんだろうか。
まぁ・・・・それで病気になったって話も聞かないからいいとしよう。
エスプレッソの将来
エスプレッソの実験をしていて思ったこと・・・・
日本人にエスプレッソが定着するかを考えるとちょっとむずかしいかなぁと思います。
つまり、エスプレッソというコーヒーはこてこての料理にあうような気がするのです。
(いわゆる、脂っこいもの)
ということは、まず日本料理などどちらかというと素材の味を楽しむような料理には あわないことになります。
そして、日本人は年齢とともに脂っこいものをさける傾向があると思うのです。
となると、日本人にはエスプレッソのようなコーヒーよりもドリップで落とした きれいな味のコーヒーのが何杯でも飲めて長続きするような気がするのです。
特に家庭ではそんなコーヒーがやっぱり主流ではないでしょうか。
では喫茶店ではどうかというと・・・・
たまに飲むコーヒーならはとりあえずOKかなぁ・・・・
(どーーせ、ぼくはたまにしか喫茶店にいかないし・・・・)
ただし、本当にしっかりといれたドリップコーヒーだったらぼくはまちがいなく そっちを飲みますけどね・・・・
直火式エスプレッソの材質について
アルミ製 vs ステンレス製・・・・
はっきりいってこれは、写真を使えません。
なぜならば、どちらの商品がいいかを話そうとするわけですから・・・
これは、ぼくの解釈で他の人は意見が違うかもしれません。
(ですから、最終的には自分でどっちがいいかを判断してみてください)

ぼくの勝手な判断
性能では、ステンレスのエスプレッソのほうがいいです。
なぜか・・・・

・ステンレスは、丈夫なのでフィルターを細かい穴でつくれる
これにより粉をあまり強く押し込まなくても圧力を上げることができる。
(フィルターの部分が抵抗になるから)
・ステンレスは丈夫なので、ボイラー部分も薄くできる。
(あたりまえですが・・・・)
ボイラー部分を薄くできると、ボイラーを加熱して圧力が上がるまでの時間が短くて済みます。
簡単にいえば、熱が蒸気に変わる率が高いのです。
その分スピーディーに抽出ができるのです。

アルミの欠点
ほとんどステンレスの逆になりますが・・・
アルミのフィルター自体弱いので、にあまり負荷がかからないように 穴がステンレスよりもあらくなっています。
(抵抗が弱いとその分、圧力を上げることができなくなります)
ボイラー部分がどーーーしてもアルミの場合、すごく厚くなります。
(結局、アルミは弱いですから・・・・)
アルミは、熱伝導が高く圧力を上げるために熱を加えてもアルミが熱を奪ってしまい ボイラーの圧力が上がるのを防いでしまいます。
そして、エスプレッソ全体の温度を上げてしまって抽出されたコーヒーの温度も高く 嫌味なんかが非常にでやすいのです。
普通に熱をかけて圧力をあげるのに圧があがり始めてから3分ぐらいかけて やっと 3kg/cm2 にまであがりました。
(ちなみに、吹き出し口を閉じた状態で)
つまり、ステンレスの方がスピーディーに低い湯温で抽出されるために アルミのエスプレッソと比べると嫌味やコーヒーの濁りがでにくいと思います。

ただし、ぼくが実験したエスプレッソで起きた現象で他のアルミのエスプレッソでは そのようにならない可能性もあります。
(とりあえず、フォローしときます)

制作/フレーバーコーヒー
愛知県西尾市永楽町4-21
0563-57-1292
☆よければお店に来てください。
名鉄西尾駅西へ徒歩5分 [地図
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