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Flavor coffee
焙煎機の改造・バーナー編
珈琲科学館(1F) /焙煎理論(3F)
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ポット

バーナー位置・低
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バーナー位置・高

バーナー高さ切り替え装置
いままで、焙煎量にあわせてバーナーの高さを三段階に切り替えることができるように していました。(焙煎機の改造を参照)
今回は、焙煎中に自由にバーナーの高さを切り替えるようにしたのです。
遠火で焙煎した場合、豆はきれいに焼けるけれども、
味に力がでない欠点がありました。
近火で焙煎した場合、味に力がつくれるが、
蒸らしがむずかしく煎りむらがでやすい欠点がありました。

そのふたつのバーナー位置の欠点を加味すると蒸らし段階では、遠火を利用して はぜ以降では近火を利用するのがベストだと考えたのです。
この改造をおこなってから、コーヒー豆の個性がわかりやすくなったようなきがします。
(今回の改造は、めちゃめちゃ自信作です)

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バルブ切り替え部分
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ふいご取付状態
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エアーガン取付状態

バーナー簡単掃除システム
焙煎機のバーナーは、結構、目詰まりを起こすものなんです。
バーナーのラッパをはずしてガスの吹き出し穴に細い針金を 差し込んで細かいごみをとるのが通常のバーナー掃除でした。
これは、バーナーユニットをはずしたり結構面倒でした。
そこで今回の改造では、高圧のエアーをバーナーに吹き込んでごみを吹き飛ばすように しました。当然、微圧計の方にエアーが送られると壊れてしまうので切り替え用の バルブを取り付けています。
それと、カプラーによりバルブの操作ミスによってガスの吹き出しを防いでいます。
(この装置を作ったことにより非常に掃除が楽になりました。)

焙煎機 高さ切り替えバーナー補助具
高さ切替え装置は、バーナー全体を上下に上げ下げしなければならず、 けっこう重たかったのです。(いわゆるぼくは、軟弱もんでして・・・) そこで、重さを補正するためにばねをつけました。 (ちなみに、左右でばねの太さが違う) これにより、今までけっこう重くてやりにくかったバーナーの上下が めちゃくちゃ楽になりました。

ドラムの隙間掃除用スリット
富士ローヤルの焙煎機の欠点の1つにドラムとドラムを覆っている カバーの隙間の部分にチャフがたまり燃えるという現象が起きていました。 (これにより、煙臭が豆につく) ここを掃除するいちばん簡単な方法は、バーナーをはずしてドラムと カバーの隙間にブロアーを吹くのが一番きれいにほこりが取れます。 それでは、あまりにもめんどくさいので、スリットへブロアーの空気を送り込むと ドラムとカバーの隙間に風があたるように細工をしました。 これにより、チャフが燃える対策としては、けっこう満足しています。
焙煎機

焙煎機

T型・吸い込み口
クリーニングブロアー T型

ブロアーがこわれて新しいブロアーにかえました。 今回のブロアーは、非常に強力で掃除機としての吸い込み力に余裕ができました。 それによって、今まではバーナーの真ん中より空気を吸っていましたが 今回の改造では、吸気口の周辺からも吸えるようになりました。 これにより使い勝手が非常に向上しました。

サンプル冷却機
これは、焙煎途中の豆を冷やすためだけの冷却機です。
通常の冷却機と同様に下に空気を吸うようになっています。
そして、次の豆を冷やすときには冷えた豆にフタをして 冷却効率が落ちないように工夫してあります。
これにより焙煎途中のサンプルをつくったり、途中の豆の味を調べるのに使います。
特に、過熱水蒸気の効果を調べるためだけにつくったものです。

写真・1つだけふたが開いている状態のサンプル冷却機

焙煎機


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