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Flavor coffee
「アポロくん」実験機
総合案内所(1F) /器具であそぼー(7F)
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アポロの機械化について・・・
先代が開発したアポロは湯を沸かす機能がついていませんでした
今回ぼくがつくったアポロはコーヒーメーカーを改造して自動化に取り組んでみました
しかし・・基本的には先代が研究したアポロと原理は変わりません
ですからぼくのつくった機械は「アポロくん」と命名しました

cup アポロくんの基本構造

アクリル板でできた箱の中にコーヒーメーカーが入っており外側の回路で制御できるようになっています
アクリル板の箱の空気を真空ポンプで抜いてやり0.8気圧に固定するようにリリーフ弁が働いています
コーヒーメーカーにターンテーブルがついており均等にお湯があたるようになっています
あと・・・松屋の金枠が使えるようにハリオのドリッパーを改造してあります
そして・・サーバーはハリオのレンジサーバーを使っています
これはターンテーブルで回転したときに取っ手が引っかからないためです

(写真・アポロくん実験機)

cup cup

制御回路と真空ポンプ付近

制御回路は最初にお湯を噴出す量と蒸らし時間を制御しています
一回目の抽出と二回目の抽出では蒸らしに使うお湯の量が変わってしまうのでタイマーを
変化させねばならないのがちょっと問題です
真空ポンプに関してはさほど大きなものは必要ありません
しかし・・機密性を作るのが難しく最初は強力なポンプを利用しました
そして一番の心臓部は、圧力を一定に保つための圧力弁です
この調整によって決まった圧力でとめることができるのです
(写真左・制御回路)
(写真右・真空ポンプと圧力弁)

cup cup

圧力弁とターンテーブル

この圧力弁の出来で性能が決まります
もっというとばねが重要になります
真空タンクをつくったときにこの圧力弁を研究していたので今回はまったく問題なくできました
性能もまったく問題ありません
ターンテーブルは、宝石などをディスプレーするものを利用しています
コーヒーメーカーのウォーマーをはずした寸法にちょうどいい物があったのはラッキでした
それと・・このたっんテーブルは電池でもアダプターを使ってもOKなところが気に入っています
(写真左・圧力弁)
(写真右・ターンテーブル)

cup ドリッパー部分

問題となるのがドリッパーです
ハリオのドリッパーがちょうど使えるのですが、なぜか水っぽくなる欠点があるのです
たぶん・・らせんのリブが水を強く引っ張る性質を持っているんではないかと考えています
そこで松屋の金枠をハリオのドリッパーに取り付けて使うようにしました
実際に水の流れというのは不思議なものです
ついでに言うと・・サーバーはハリオのレンジサーバーです
たぶん・・ターンテーブルで回転させても取っ手が引っかからないように
取っ手が工夫されているのだと思います
この実験には非常に助かりました
(写真右・ドリッパーとサーバー)


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